#M007 時計は無口なほうがいい河毛 俊作(以下、河毛):西さんと僕はほぼ同世代だから、中学入学の時、腕時計か万年筆をもらった口ですか?西 ゆり子(以下、西):それが、全然記憶にない。パールのネックレスは買ってもらったと思うんだけど。河毛:昔は腕時計か万年筆を贈られるのが大人へのファーストステップだった人が多かった。僕はSEIKOスポーツマチック5を貰った。西:私たちの十代は、セイコーとシチズンの時代でしたね。30代の時シャネルが初めて時計を発売したのね。レザーとメタルを編み込んだ「プルミエール」ね。自分から強烈に欲して時計を買ったのは、それが最初かな。河毛さん、今日着けておられるのは?河毛:カルティエです。西:きれいね。時計のベルトとジャケットの色が合っていて。...2022.12.26 03:00(2022)男の服と、いい時間
#S016 大人には、大人に似合うアクセサリーがある こんにちは、西ゆり子です。クリスマスパーティなど、華やかなシーンの多い今月はアクセサリーについてお話をしています。前回のスタイリング通信でおすすめした「アクセサリー断食」に、さっそく挑戦している方もいるでしょう。1か月後の自分に期待して、ぜひ続けてみてくださいね。 さて、今回は、実際にアクセサリーをつけるときの、具体的なアドバイスをいくつかお伝えしたいと思います。まず、アクセサリーにも流行があるのかどうかという問題ですが、私はそれほど意識しなくてもいいと思っています。とくに、カルティエやティファニーといったブランドもののアクセサリーはノンエイジなデザインですから、20代のときにプレゼントされたオープンハートのネックレスを、50代の...2022.12.19 03:00(2022)スタイリング通信
#F007 ヴィンテージは自分らしさへの近道 先日、西さんが、胸もとにボタニカルの刺繍が入ったサックスブルーのコットンシャツのインナーにバーガンディのタートルのニットをあわせ、ボトムスには艶感のあるパープルのタイトスカートで颯爽と待ち合わせ場所に現れました。あまりの可愛さに、「今日のコーディネートとっても素敵です! 新作ですか?」と興奮気味に尋ねると、「これはもう20年以上前に買ったスカートにシャツも10年選手よ。どれも大好きで手放せないの」と、チャーミングな笑顔で答えられ、思わず胸がときめきました。 西さんとお話していてよく話題にあがるのは、大好きなアイテムは何年経っても色褪せることなく、着るたびに自信とパワーを与えてくれるということ。サスティナブルがファッション業界の大...2022.12.12 03:00(2022)ファッションオタク部
#S015 そのアクセサリー、本当に必要ですか? こんにちは、西ゆり子です。早いもので、今年も残すところ、あと1カ月!。私にとって、2022年の最大のイベントは、この『着る学校』を開校したこと! みなさんと、LINEやインスタライブでおしゃれについて語り合えるのはもちろんのこと、毎月のテーマレッスンで、実際にお目にかかった生徒さんたちがどんどん変わっていく姿からも大いに刺激を受けています。これからも、自分が「好き!」と感じる装いを、どんどん楽しんでいきましょう。 さて、12月と言えばクリスマス。今年1年の労をねぎらって、「自分にご褒美」と、新しいアクセサリーを買おうと考えている人もいるのでは? パーティや親しい人との集まりも増える時期。いつも以上に、アクセサリーが活躍する場も増え...2022.12.05 03:00(2022)スタイリング通信