#S016 大人には、大人に似合うアクセサリーがある


 こんにちは、西ゆり子です。クリスマスパーティなど、華やかなシーンの多い今月はアクセサリーについてお話をしています。前回のスタイリング通信でおすすめした「アクセサリー断食」に、さっそく挑戦している方もいるでしょう。1か月後の自分に期待して、ぜひ続けてみてくださいね。

 さて、今回は、実際にアクセサリーをつけるときの、具体的なアドバイスをいくつかお伝えしたいと思います。まず、アクセサリーにも流行があるのかどうかという問題ですが、私はそれほど意識しなくてもいいと思っています。とくに、カルティエやティファニーといったブランドもののアクセサリーはノンエイジなデザインですから、20代のときにプレゼントされたオープンハートのネックレスを、50代の今、つけていても違和感はありません。もちろん、流行のデザインが「かわいい!」「ほしい!」と思うなら、気軽に取り入れてOK。と同時に、アクセサリーは洋服ほど流行に左右されないものなので、昔、買ったものもどんどん活用しましょう。私も、若いときに買ったカメオのブローチやシャネルのカメリアを今でも愛用しています。ただ、その場合、着ている服は旬のデザインのものに限ります。洋服もヴィンテージ、アクセサリーもヴィンテージだと、「昔の人」になってしまいますからね。

 「ブランドもののアクセサリーはノンエイジ」である一方で、年齢とともに似合うアクセサリーが変化してくるのも事実です。最も顕著なのは指輪です。若い人にはリングの幅が細く華奢なデザインのものが似合いますが、人生のキャリアが反映されている大人の手にはもっとボリューミーなデザインで、ガツンと存在感があるもののほうがマッチします。自分が生きてきた年齢にふさわしい大きさや輝きのあるものを堂々とつけましょう。サファイア、トパーズなどのジュエリーをつけるときは、フェイクではなく、ぜひ本物を。

 ネックレスやピアス、イヤリングなどの色も、若いときは清楚なシルバーが似合いますが、50代以上の方はゴールドのほうがおすすめです。年齢を重ねた肌に輝きを与えてくれるのは、断然ゴールド! ゴールドがどうしても似合わない、なんだか浮いてしまうと感じる方はパールやプラチナのアクセサリーをつけると、肌が明るく見えるでしょう。

 そして、お待ちかねのパーティーシーン。クリスマスパーティや親しい友人とのプチ忘年会などは、日頃はつけられないアクセサリーにチャレンジできる絶好のチャンスです。シンプルな黒いドレスに、3連、5連の派手なネックレスをつけてみたり、日頃の生活ではつけられないロングのイヤリングやキラキラ光る大きなバングルをつけてみるなどして、“ハレ”の気分を存分に楽しんで。その際、ひとつアドバイスをするならば、「自分が目立つためのアクセサリー」ではなく、クリスマスパーティならクリスマス気分を盛り上げるアクセサリーを、お誕生日会ならお誕生日を祝う気持ちを表現したアクセサリーを選ぶようにすると、あなたがつけていったアクセサリーで、その場の空気がさらにハッピーなものになるはずです。

 最後に、もうひとつだけ。
ある程度の年齢になったなら、アクセサリーの基本的なルールも、ぜひ知っておくといいでしょう。例えば、ダイヤモンドなど、キラキラと輝くジュエリーは夜のパーティにつけていくもの。昼間のパーティにはパールやプラチナなどのシックなものをというように。
ネックレスも様々な長さのものがありますが、自分のバストトップとペンダントトップが同じ位置にくると胸元のラインが美しくないので避ける、とか。今の時代は、それほど厳密にルールが課せられているわけではありませんが、基本を知っているのと知らないのでは大違い! この機会に、アクセサリーの基本的なルールについて勉強してみるのも、意外な発見があって楽しいと思います。

着る学校(校長・西ゆり子)

着る学校は、「スタイリング=着る力」を学ぶコミュニティ(登録無料)。『着るを楽しむ!着る力が身につく!』をコンセプトに、様々なレッスンを通じて、おしゃれの知識や情報を知ることができます。現在、5,600人以上の女性が登録。洋服を楽しむのに年齢は関係ありません。人生100年時代、私たちと一緒におしゃれをもっと!もっと!!楽しみましょう。

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