これまで、私が服を選ぶときに「トライ&エラー」、試着重視派とお話してきました。今回からはその実際の様子もお見せして、試す楽しさや印象の変化を客観視する大切さをシェアしたいと思います。
徐々に厳しい寒さも和らぎ、春の気配が感じられるようになりました。
そろそろ重量感のある真冬の全身すっぽりコートから軽やかなアウターに変えて行きたい気分です。先ずインナーとして選んだのは、最近メンズで人気の高い日本のブランド「COMOLI(コモリ)」のクルーネックニットとロングの巻スカートの組合せ。特に凝った装飾や柄のプリントがある訳では無くシルエットもデザインも本当にシンプルでお洋服自体の主張は強くないのですが、身体を入れると不思議と雰囲気が出て、周囲の人たちにも「凛として女性らしい」「新鮮!」とほめられることが多く最近ヘビロテしています。
ジュエリーも印象を変えたくて、COMOLIの服のベーシックのなかに見え隠れするゴシックなムードからインスパイアされてふと手に取ったのはクロムハーツでした。どれも20代の頃にユナイテッドアローズで購入したものですが、本当に好きなものは、長く寝かせても再デビューの場があるものですね。
今回、インナーはそのままで丈、素材、デザインの異なる3パターンのアウターを着比べてみました。シンプルなIラインの上に羽織ると意外な化学反応がおきて眠っていたアウターが主役に返り咲くことも!皆さんも鏡の前で春のコーディネートをイメージして試着を楽しんでくださいね♪
① ウールコート
ほんのり襟が立ち上がったニットと、裾がフリンジになったスカートはCOMOLI。着心地抜群ながらも普段着っぽくなりすぎない絶妙な匙加減。最初のアウターはジル サンダーのウールコート。黒×紺の組合せは避けていたけれど、こうしてみるとヨーロッパの香りもして悪くない感じ。
② ロングテイラードジャケット
同じCOMOLIの上に、フィービー・ファイロ期のセリーヌを合わせてみました。ウエストを絞ったロングテイラードジャケットを。柔らかいシンプルなIラインの上に生地に張り感とミリタリー感ある雰囲気で新鮮。
③ シャツワンピース
ふだんはワンピースとして着ることが多いジルサンダーのシャツワンピを羽織りものに。着用感はややタイトですが紐を結ばずさらっと纏うことで、どことなくリック・オウエンスっぽいモード感が出ることを発見!
最近オーバーサイズが多かったのでタイトなシルエットは自分でも新鮮に感じました。
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