【12月】久々の黒ワンピは、コートの着回し力にも感激!先月に引き続き、久しぶりの黒コーデを楽しんでいます。COMOLIのシンプルなマキシ丈のニットワンピースに、タイプの違うアウターをそれぞれ合わせてみました。自宅で試着を繰り返すうちにハッとしたのは、当たり前と言えば当たり前ですが、着こなしを変えるということは、今の自分の印象を変えることでもあるから、髪型やメイクにも少しだけ新しいアイディアを加えるといいと思ったこと。私は地毛が少し茶色がかっているのですが、普通にブロウセットすると、髪が光を受けてなんとなく軽くふわふわした感じに見えて、なんだかしっくり来ない…そこで、メンズ用のグリースを使って髪に濡れたような艶をプラスして、タイトにまとめてみたら、いい感じにモード感が!服のテイストによっ...2025.12.09 00:34ファッションオタク部「試着室へようこそ」(2025)今週の更新
【11月】封印していたブラックコーデを復活今季のマイブームはオールブラックコーデ。以前はオリーブグリーンやマスタードカラーやグレージュなど、ニュアンスカラーを重ねる着こなしが定番で、選択肢を減らす為にあえて黒は買わずに避けていた時期もありました。でも2年前、ジルサンダーで黒のシアーなバンドカラーのシャツワンピースと出会ったことで意識がガラリと変わりました。2025.11.10 04:28ファッションオタク部「試着室へようこそ」(2025)
【10月】この秋トレンチコートの代わりに羽織るのは?10月~11月も例年より平均気温は高めとの予想。涼しくはなりましたが、以前は愛用していた重量感ある厚手のコットン素材のジャケットやトレンチコートは、今年は出番がないまま急に冬になりそうです。では、この微妙な季節に出番が多い服は? といえば、シャツワンピースや、軽く柔らかい素材の薄手のウールのシャツやジャケットです。秋はアウターとして羽織れるし、冬はインナーとして着まわせて、着こなしが新鮮になるので個人的にもお勧めです。2025.10.14 06:00ファッションオタク部「試着室へようこそ」(2025)
【9月】秋の初めは「全部変えなくていい」お店には既に秋物が並んでいますが、まだこんなに暑いのに秋冬に何が着たいのかなんてわからないし、選べない! という気持ちです。でもそうして待ちの姿勢でいると、涼しくなる頃には気になるアイテムが既に売り切れでガッカリすることも。残暑の9月には、服とどう向き合うべきでしょう? まず、買う買わないは別にしてお気に入りブランドの新作をチェックして、トレンドを肌で感じましょう。私もまだ2ブランド程度ですが店舗を下見して、ほしいかも?というコートを見つけました。ここ数年流行したビッグなシルエットは鳴りを潜めて、ややエレガンス回帰ですね。もう少し季節が進んだら、マニッシュなジャケットのウエストをベルトマークしたり、大きめのボウタイブラウスなんかも久...2025.09.15 07:11ファッションオタク部「試着室へようこそ」(2025)
【8月】猛暑日の「出かけたくない…」は小物でのりきる!家を出るのにも決心が要るほどの暑さが続いていますね。夏のバッグ問題に頭を悩ませている方も多いと思います。私の場合、春秋冬はオールレザーのシンプルなハンドバッグの出番が多いのですが、夏の日差しのもとでは少しバランスが重たく感じられ、汗染みなども気になるので真夏はちょっとお休み。2025.08.11 04:07ファッションオタク部「試着室へようこそ」(2025)
【7月】暑さ対策とオシャレ、どう両立させる?家を出るのに決心が要るほどの最近の暑さ、お洋服選びにも工夫が必要です。私自身がこの夏を乗りきるために挑戦したいファッションをお伝えしたいと思います。自分なりの夏のルールというかポイントを考えてみたのですが、1 素肌は出すか、隠すか!私は隠す派です。ジリジリと照りつける日差しは日焼けだけではなく、体力を消耗させます。たとえばシアーな素材をふわっとはおれば涼しく安心感も得られます。2 インナーを着るか、着ないか!冷感や速乾効果の高いインナーは、むしろ着た方がお気に入りの服も汗から守ってくれるので活用します。「餅は餅屋」で、グンゼなど下着専門メーカーのインナーは汗取り付きなど、とっても高機能。◎コーディネート①若い女性がミニスカートの上に...2025.07.08 03:00ファッションオタク部「試着室へようこそ」(2025)
【6月】初夏の着こなしはカジュアルアップで(Part 2)今月も5月に引き続き、春に買い足したブラックアイテムを使った私のリアルな着回しをお見せしたいと思います。ジャケット大好きな私ですが、しっかり芯地が入ったタイプのものは、6月に入るとさすがに少し重いし、汗染みがつくのも悲しい。手に取っても結局クローゼットに戻してしまいます。それでもこの季節、何かパンツスーツのかわりになる服を探していました。活躍してくれているのが、先月は待機中だった麻素材のジャケット&パンツです。素材のシアー感とシャリ感が、梅雨の憂鬱な気分を軽くしてくれます。快適さはもちろん、きちんと見せることも諦めたくない。そんな気持ちを着こなしに込めました。コーディネート①カナパ(ヘンプ)素材のジャケットとマリンパンツの同素材組合...2025.06.10 01:00ファッションオタク部「試着室へようこそ」(2025)
【5月】初夏の着回しはカジュアルアップで(Part.1)GWが終わると夏まっしぐら。せっかく春用に購入したジャケットやアウターはほぼ出番なし…と嘆いている方も多いのでは。不快指数MAXの梅雨や早すぎる夏に負けずに快適さとお洒落を楽しみたい。今月はそんな季節に向けて私が実際に買い足したアイテムと着回しをご紹介します。まず、表面のわざと着古したような加工が特徴のシルクのジャケットとパンツ。そして麻のカシュクールジャケットとパンツ。これらはセットアップにもできます。他に少しシアー感のあるシルクサテンのパンツも1本。色はなんと全て黒。暑苦しく感じそうな色ですが、今回選んだのは墨黒のようなかすれた黒で、風が通るゆったりしたシルエット。装飾のない、ミニマルでシンプルなデザインは、すっぴんでただ何とな...2025.05.13 03:00ファッションオタク部「試着室へようこそ」(2025)
【4月】春の発見は大人のきれいな抜け感冬から春にかけてヘビロテ中なのは、いつもと少し雰囲気が違うお洋服です。きっかけは、偶然展示会で手に取ったCOMOLIの服との出会い。前回のコラムにも登場した丸首のニットとマキシ丈の巻きスカート。試着前はシンプルだし手持ちの服にすでにありそうかな? とよぎったのですが、実際に身体を入れてみるとシルエットにワザがあって、首周りの抜け感もほどよく、スカートも歩くと表情というか雰囲気が出る。オーバー40世代の服のリラックス感には難しさもあって、雑に選べば家着ふうになって近所以外無理、ということも。COMOLIの服は都会的な空気とリラックス感の間の絶妙な匙加減で、ランチからイベントやコンサートや観劇まで余裕で行けそうです。これは嬉しい発見でし...2025.04.08 03:00ファッションオタク部「試着室へようこそ」(2025)
【3月】手持ち服を新鮮春アウターにこれまで、私が服を選ぶときに「トライ&エラー」、試着重視派とお話してきました。今回からはその実際の様子もお見せして、試す楽しさや印象の変化を客観視する大切さをシェアしたいと思います。徐々に厳しい寒さも和らぎ、春の気配が感じられるようになりました。そろそろ重量感のある真冬の全身すっぽりコートから軽やかなアウターに変えて行きたい気分です。先ずインナーとして選んだのは、最近メンズで人気の高い日本のブランド「COMOLI(コモリ)」のクルーネックニットとロングの巻スカートの組合せ。特に凝った装飾や柄のプリントがある訳では無くシルエットもデザインも本当にシンプルでお洋服自体の主張は強くないのですが、身体を入れると不思議と雰囲気が出て、周囲の人...2025.03.11 00:00ファッションオタク部「試着室へようこそ」(2025)
ファッションオタク部「試着室へようこそ」/Ikue Sakai(2025)洋服が好き過ぎて、西ゆり子に弟子入りした自称“ファッションオタク"・Ikue Sakaiの部活「ファッションオタク部」。2024年度は、私が服を選ぶときに「トライ&エラー」、試着重視派とお話してきました。2025年からはその実際の様子もお見せして、試す楽しさや印象の変化を客観視する大切さをシェアしたいと思います。みなさんの日々のオシャレの参考になれば嬉しいです!<筆者プロフィール>Ikue Sakai(ファッションオタク・スタイリストアシスタント)東京生まれ。幼少時からお洒落に対するあくなき探求心を保ち続けるファッションオタク。一度興味を持ったテーマは、納得いくまで調べ、実際に身に着け味わう。モットーは『洋服はとにかくたくさん試着す...2025.03.09 06:36ファッションオタク部「試着室へようこそ」(2025)