今年は、ジレとフェイクファーが大流行。流行に敏感な若い子たちは、もうさっそく着ていますが、この数日、急に寒くなってきましたから、これからもっと街中に溢れるでしょう。
ただですね、ジレもフェイクファーも大人世代が着こなすにはすごく難しいアイテムなんです。着方次第では、今の流行に乗るどころか、逆にオバサンっぽくなってしまいます。みなさんの中にも、一目惚れして買ったものの、家で着てみたらなんかヘン。合わせるものがない…など、タンスの肥やし一歩手前の人もいるかもしれませんね。
流行のアイテムは、うまく取り入れると、気持ちも上がって自信が出ますし、若々しく垢抜けた印象になります。この秋冬ぜひチャレンジして、颯爽と着こなしてほしいと思います。
それでは、着こなしのコツをお伝えしていきましょう。
まずはファーベストから
このコラムでも何度も言ってきましたが、大人世代のコーディネートに大切なのは、「清潔感」です。若い子のようにヨレヨレのジーンズやリブのセーター一枚にさっと合わせてはダメ。きちんと感のあるアイテムと組み合わせ、遊び心のある「大人カジュアル」を目指しましょう。これを心がければ、狩猟集団マタギには見えません(笑)。
いかがですか〜。
フェイクファーの色は、ベーシックなものが主流ですが、白でも黒でも茶色でもお好きなものを選べば良いと思います。裾に向かって広がっているデザインが多いので、合わせるスカートはタイトなものを。パンツなら、今のトレンドのシルエットを意識して細すぎないものを選びましょう。
もう少し寒くなったら、フェイクファーの上から大きめのコートを羽織ってレイヤードスタイルも楽しいですよ。コートの前を開けてローブのように着てみてください。好きなお洋服は、着れば着るほど自分のものになっていきますから、何度も着て長く楽しんでくださいね。
ちなみに、愛犬家のキリハラ、ハルとケイの2匹を飼っていますが、ハルにそっくりなブローチがこの日のポイント。ワクワク楽しい気持ち、伝わるかな😀。
次はジレです
お腹周りやお尻をカバーできそうと気になっている人も多いかもしれませんね。けど、「楽そうだから」と着てしまうのはフツーのオバサンですよ。着る学校の生徒なら「普通からの脱却」を目指しましょう。
ポイントは、パンツの太さと足元です。
パンツは、太すぎも細すぎもNG。身体のラインに付かず離れずの、レギュラーの太さのものを選びましょう。清潔感があり、今っぽい印象が生まれます。
足元は、ローファーや、ヒールのあるパンプスを合わせてください。バレエシューズのようなぺったんこの靴を合わせ、足の甲が見えていると、とたんに田舎臭い印象になってしまいます。陥りやすいおしゃれの落とし穴ですから、気をつけましょう。
おしゃれに見える人と、そうじゃない人の違いは、ほんとちょっとしたことです。少しずつコツを身につけ、すれ違った時に振り返られるようなさりげないおしゃれを目指しましょう。
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