GWが終わると夏まっしぐら。せっかく春用に購入したジャケットやアウターはほぼ出番なし…と嘆いている方も多いのでは。不快指数MAXの梅雨や早すぎる夏に負けずに快適さとお洒落を楽しみたい。今月はそんな季節に向けて私が実際に買い足したアイテムと着回しをご紹介します。
まず、表面のわざと着古したような加工が特徴のシルクのジャケットとパンツ。そして麻のカシュクールジャケットとパンツ。これらはセットアップにもできます。他に少しシアー感のあるシルクサテンのパンツも1本。色はなんと全て黒。暑苦しく感じそうな色ですが、今回選んだのは墨黒のようなかすれた黒で、風が通るゆったりしたシルエット。装飾のない、ミニマルでシンプルなデザインは、すっぴんでただ何となく着てしまうとご近所着にしかなりません。でもコーディネートの工夫、それにアクセサリーで彩りと艶感をプラスすれば、リラックス感のある大人のお出かけ着に変身。カジュアルダウンではなくカジュアルアップを目標に色々試してみました。
◎墨黒シルクジャケット+シルクワイドパンツ+白シルクブラウス
ざらっとしたマットな質感に仕上げたシルクのガウン風ジャケットとワイドパンツ。ウエストも紐で着心地は最高。だらしなく着たら限りなくパジャマです(笑)。お出かけ着に格上げするなら、たとえばシルクの白ブラウス。ファンデーションや汗染みも気にするあまり、クローゼットに眠らせていませんか? カチッとしたスーツ合わせではなくて、こんなふうに着流せば、服の中を風が抜けていきます。足元は甲を覆うタイプのレザーミュールでクールな感じに。
◎墨黒シルクジャケット+シルクワイドパンツ+リブタンクトップ
オールブラックコーデでも肌の見せ方しだいで涼しげに。骨格のせいか、ふだんは鎖骨が出ると貧相に見える気がして首元と脇が詰まったクルーネックのニットを愛用していますが、このジャケットに合わせると抜け感ゼロだし色に関係なく重い印象。そこで胸の開きがちょうどいいタンクトップに挑戦。ビッグシルエットのジャケット&パンツと程よくバランスが取れました。足元も肌見せがいいバランスでした。
◎濃紺シャツ+シルクワイドパンツ
シャリ感とシアー感のあるシャツは、麻のように涼しい極薄サマーウール。袖はあえてまくり上げず、第一ボタンまでとじて裾ボタンだけはずします。足元をサンダルに替えるだけで季節感も場面もチェンジ! 香港の高級ホテルのロビーが似合いそうなオリエンタルな雰囲気に。
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