私は大人になってからビビットカラーを自ら手に取ることがほとんどなく、クローゼットの中はグレイ、ネイビー、カーキ、ベージュ、黒とニュートラルなベーシックカラーが9割。調子にのって購入した真っ赤なコートやワンピースにチャレンジしたことはあるけれど、着ていて全く落ち着かず、色の分量に疲れてしまって、クローゼットの奥に仕舞い込んでしまいました。こればかりは、私自身のキャラクターなのでおそらく一生変わらない…。でもさすがに地味色一辺倒はつまらないので、試行錯誤を繰り返し鮮やかな色味は分量を調整して着ると、抵抗なく取り入れやすいことが最近ようやく分かってきました。
先日、こんな着方をしてみました。オリーブグリーンのジルサンダーのバンドカラーのシャツワンピースの下に、艶感のあるディープパープルのシルクのスカートをはいて、ワンピースのボタンをウエストから下を全て外して、歩いたり座ったりした時にチラッと色を見せるのです。コレ、西さんにもイイね! と言っていただきました。ボトムスなら顔からも少し離れますから色疲れせず、鮮やかな色を取り入れるのが苦手な方にもお勧めです。他にも、表はベージュで裏地が赤のコートを選ぶなどチラリズムで自分なりのカラーコーディネートを楽しんでいます。
もう一つ、ベーシックカラーに色味をプラスする上で取り入れてやすいのはアクセサリーやジュエリー。誰でも35歳過ぎた頃から、放っておいても髪や肌が輝いてくれた若い頃とは変わり、体型が変化していきます。そこでイヤリングやネックレス、ブローチで色味と艶感をプラスしています。アイテムは発色の綺麗な天然石(ターコイズやラピスラズリ、カーネリアン、アメジスト、マラカイトなど)、またはYGやRGなどぽってりとボリュームのある地金タイプの物です。自分の肌や瞳や髪の色とマッチする色石を、顔の近くにつけると不思議と血色良く生き生きと見えるではありませんか。ジュエリーは大人のためにこそ必要なものなんだな、とあらためて感じています。
最近は流行のサイクルが短くなり、爆発的に人気だったものほど次のシーズンには着ることを躊躇うようになってしまいます。それが流行の宿命とも言えますが、自信をもって着られるのがたった数か月間というのは、サステナビリティが叫ばれる今の流れに逆行しています。流行に振り回されず〝自分と相性の良い色〟を知るために数年前パーソナルカラー診断を百貨店で受けました。スプリング、サマー、オータム、ウィンターという一般的な4タイプをさらに4グループに分けた精密なもの。私はオータムのなかでも「ディープオータム」といって、淡い色より明度彩度ともに低い深い色が似合うタイプでした。その色合いはこれまで自分が漠然と選んできたものだったので、理詰めで納得できたのは収穫でしたが、「似合う色」というのは、自身の感覚を信じて選んでいけば良いのだと思います。自信が持てないうちは、スマホに保存したカラーチャートを見て試着するのもいいかもしれませんね。服だけでなくバッグや靴、アクセサリーやメイクも。安いものも高いものも悩みぬいて買って簡単には捨てない私なので、自分に合う色を選べば、再び流行がめぐってきた時に引っ張り出してもいい感じで着られるような気がします。
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❤️今日のコーデ
(1コーデ目:赤いポロシャツ)
ハット: アダムエロペビオトープ
ブルゾン: エルメス
ポロシャツ: メゾンキツネ
ショートパンツ: Chloe
ローファー: JMウェストン
👆【From 西センセイ】
かわいい~。ベージュに赤はテッパン!大好きな組み合わせです。袖の白にも注目して!肌に直接ベージュがつかないので、ベージュが引き立ち、肌もきれいに見える。襟元と同じ原理ですね。
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(2コーデ目:千草色のTシャツ)
ハット: SENSI
Tシャツ: バトナー
パンツ: ジルサンダー
サンダル: セリーヌ
バッグ: ガブリエラハースト
👆【From 西センセイ】
ikue:
今日はスモーキーな千草色で、オーバーサイズのTシャツ(メンズ)をメインにしました。少し地味でしょうか…。
西センセイ:
いえいえ、ちっとも地味ではないよ。オトナシック!このスタイリングにあの色の靴はなかなか思いつきません。靴の色の分量、最高です。
ikue:
同じ千草色のニットポロシャツと悩んだのですが…。
西センセイ:
このサンダルを履くなら、Tシャツでシンプルがいい!!
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