#S010 おしゃれ上手は、バランス上手


 こんにちは、西ゆり子です。6月に「着る学校」がスタートしてから、はや4カ月。おかげさまで、この学校に登録している生徒さんも3,500人を越えました。改めて、ファッションに悩んでいる人、おしゃれをもっと楽しみたい!と思っている人が多いのだなぁ、としみじみ感じています。また、テーマレッスンで意気投合した生徒さんたちが、グループラインでお互いのコーディネートをチェックし合う「自主活動」も盛り上がり、校長としては本当に嬉しい限りです。

 みなさんのヤル気がますます高まってきたところで、今月はあらためて基本に立ち返り、どんな装いにも絶対欠かせない「バランス」について、お話したいと思います。

 結論から言ってしまえば、「おしゃれな人」は、みなさんバランスのとり方が上手です。どんなに素敵なブラウスを着ても、いくら流行のデザインのボトムスを履いても、全身のバランスが悪いと、ちっともおしゃれには見えません。「おしゃれな人か、そうでないか」の境界線は、実は「バランス」なんですね。だからこそ、まずは基本となるスタイリングのバランスを知っておくことが大切です。具体的には、以下の4つ。上半身のトップスと、下半身のボトムスのバランスの組み合わせです。

<トップス × ボトムス>
1 スモール×スモール
2 スモール×ビッグ
3 ビッグ×スモール
4 ビッグ×ビッグ

 1のスモール×スモールは、体のラインを最も美しく見せてくれるバランスです。体にフィットしたコンパクトなトップスに、タイトスカートやストレートのパンツなどでIラインをつくります。ポイントは、体のラインがくっきり見えるものではなく、「つかず離れず」の自然なラインをつくる素材やデザインのものを選ぶこと。トップスの丈を短くして、ボトムスを長くしてメリハリをつけると、脚長効果もバッチリです。

 2のスモール×ビッグは、女性らしさが漂うフェミニンなバランスです。コンパクトなトップスにワイドパンツやフレアースカートでAラインをつくります。ウエストが細く見えるシルエットなので、トップスをインして着るのが基本です。

 3のビッグ×スモールは、ボリューミーなトップスにタイトなスカートやスリムなパンツで逆三角形をつくります。短めのテントラインのワンピースに、シガレットパンツを履くのも素敵です。おしゃれに見せるには、上下の色や素材を合わせるのがおすすめ。中途半端な丈のチュニックに、ウエストゴムのクロプトパンツの組み合わせは“おばさんチック”に見えるので避けましょう。

 4のビッグ×ビッグは、ビッグなセーターやブラウスにロング丈のスカートやワイドパンツの組み合わせ。若い世代に流行しているスタイルですが、ルーズに見えやすいので、特に大人世代は注意が必要です。もたついて見えないレーヨン系や光沢のある素材、落ち感のあるプリーツスカートなどを選べば失敗がありません。

 歌舞伎の世界に「型破りと型なしは違う」という言葉がありますが、おしゃれの場合も、この4つのバランスを知っているか、知らないかでは大違い! 「型なし」は「無知」。大根の切り方をまったく知らない人が大根料理をするようなもの。それに対して「型破り」は、基本の知識をきちんと学んだ上で、自分のオリジナリティを表現する「革命」です。

 「今日のコーディネートはなんだかおかしい」と感じたときも、基本のバランスを知っていれば、「ああ、トップスが長すぎるんだ」「ボトムスがスリムすぎるのか」と、すぐに気がつきます。どんなアイテムを選ぶかよりも、まずは全身のバランスを意識して。

 バランスを制すものは、おしゃれを制す!
今月の「見るレッスン」「テーマレッスン」でも詳しくお伝えしますので、ぜひ、チェックしてください。

着る学校(校長・西ゆり子)

着る学校は、「スタイリング=着る力」を学ぶコミュニティ(登録無料)。『着るを楽しむ!着る力が身につく!』をコンセプトに、様々なレッスンを通じて、おしゃれの知識や情報を知ることができます。現在、6,000人以上の女性が登録。洋服を楽しむのに年齢は関係ありません。人生100年時代、私たちと一緒におしゃれをもっと!もっと!!楽しみましょう。

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