こんにちは、西ゆり子です。今年の夏は本当に暑い…。これだけ暑い日が続くと、おしゃれをするにもイマイチ気合が入らない。さすがの私も、「服を着るのもめんどくさい」と、思うときもあるほどです。でも、どんなに暑くても寒くても、服を着ない日はありません！どうせ着るからには、いい加減に着るではなく、好きな服を着て気分を上げて、楽しく一日を過ごしましょう！
そして、どんな時も私たちの気分を一瞬でワクワクさせてくれるもの、それが「流行」です。ファッションの世界は常に季節を先取りですから、ハイブランドブティックではすでに秋冬ファッションが飾られていますし、8月末には多くのアパレルショップで秋冬アイテムが並べられることでしょう。そんな先々に備えて、今月の着る学校では「流行を取り入れる心構え」「2023秋冬トレンド」についてご紹介します。
そもそも、なぜ「流行」を身に着けると、ワクワク、ドキドキするのか。その理由は「流行」とは「ヘンなもの」だからです。それまでのファッションの常識をくつがえした「ヘンなもの」だからこそ、インパクトがあって、みんなの目を引きつける。私も、パワーショルダーのブラウスを初めて見たときは、「これって、ヘンじゃない？ アメフトの選手じゃあるまいし」って思いましたよ(笑)。でも、それだけ「ヘンなもの」だから、心が刺激され、自分自身を活性化してくれるんですね。
いくつになっても、生きることは「前に向かって進んでいくこと」だと、私は思っています。それには、自分自身もおしゃれも常にアップデートしていく必要がある。その起爆剤となってくれるのが、「流行」のアイテムです。「ワードローブがマンネリ…」「着る楽しみから遠ざかっていて、何を着ていいかわからない…」という悩みをとてもよく聞きます。そういう人ほど、まずは流行を取り入れることからチャレンジしてみましょう！ 流行の服が持っている“旬のパワー”が、きっとあなたを助けてくれるから。トレンドのデザインのブラウスを着ただけで心がウキウキし、どこかにお出かけしたいという前向きな気持ちが湧いてくるはずです。
もちろん、だからと言って、今、流行っている服や靴などをすべて身につけましょうと言っているわけではありません。いくら流行の色やデザインとは言え、自分が苦手なものは無理して着なくてＯＫです。あくまで「好きな服を着る」というのが大前提です。流行っているアイテムの中で、「これ、素敵！」「私も着てみたい」と、ピン！と来るものに出会ったら、臆せずトライしてみればいいのです。
一番よくないのが、「流行の服に飛びつくなんて、浅はか」「年甲斐もなく恥ずかしい」と考えて、「流行」を頑なに拒むこと。それって、刻々と時代が流れて行く中で、自分だけが同じ場所に止まっているのと同じです。「停滞」どころか「化石」になっちゃう。着てみて似合わなかったら、着るのをやめればいいだけの話です。それでも、「流行の服を着てみた」ということが新しい経験になり、自分をアップデートしてくれる。「踊る阿呆に、見る阿呆」なら、踊ったほうが絶対に楽しいですよ！
じゃあ、どんなふうに「流行」を取り入れたらいいのか。そのコツを、今月の「スタイリング通信」「見るレッスン（インスタライブ）」「テーマレッスン」でお伝えしていきますので、楽しみに待っていてくださいね。
0コメント